連続テレビ小説『ひよっこ』の撮影は9月頃から始まっており、11月以降から本格的なシーンを開始していくようです。
詳細が明らかとなった会見で、有村架純さんが口にした茨城弁の方言に注目が集まっています。
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有村架純が農作業の姿で記者会見に登場
『出典:オリコン』
撮影の合間に、制作統括の菓子浩さんらの記者会見が行われました。
メンバーは、ヒロインの祖父『谷田部茂』役の古谷一行さん、母親『谷田部美代子』役の木村佳乃さん、叔父『小祝宗男』役の峯田和伸さんで、『故郷編』の主要役者が揃っていました。
更に、まだ登場が公表されていなかったヒロインの妹『谷田部ちよ子』役の宮原和さん、弟『谷田部進』役の高橋來さんたちも登場します。
そして、『谷田部みね子』役の有村架純さんが登場すると、その服装が昭和の農作業姿でした。
前髪を上げておでこを出し、田舎娘らしさを作っていました。
茨城県高萩市で、すでに先行ロケをしており、稲刈りのシーンは取り終えたと話してくれました。
チームワークの良さを教えてくれた有村架純さんは、ヒロインとしての自覚も忘れていないようで、毎日『元気』であることを意識して撮影に挑んでいたことを明かしてくれます。
会見終了時に、意気込みとして「最後までがんばっと!」と茨城弁で答えてくれました。
田舎娘という役柄なので、『んだんだ』や『だっぺ』という方言がヒロインの口から飛び出します。
記者たちの中ではすでに、『がんばっと』『だっぺ』あたりが2017年の流行語大賞になるのでは?と噂されているようです。
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朝ドラで流行語大賞になった言葉
朝ドラでは、地方を舞台とした作品が多くあり、必然的にヒロインが方言を使うことが当たり前となっています。
今でも耳に残る方言や言葉が数多く登場しています。
2013年に放送された杏さん主演の『ごちそうさん』では、タイトル通りの「ごちそうさん」が流行りました。
2014年の吉高由里子さんが主演を務めた『花子とアン』では、『こぴっと』という甲州弁の方言が登場しました。
意味は、「ちゃんと」「しっかり」などを表します。
『こぴっと』は、2016年の『とと姉ちゃん』でも使われた言葉です。
2015年『あさが来た』では、主演の波留さんが「びっくりぽん」を驚きの言葉として使いました。
1度は耳にしたことのある言葉や方言だと感じる方も多いでしょうが、なんとこれらは流行語大賞のトップ10にすら入っていないのです。
朝ドラで大賞を取ったのは、たった2つとなります。
2010年間大賞『ゲゲゲ~』。ご存知の通り、『ゲゲゲの鬼太郎』を意味する言葉です。
そして、2013年間大賞『じぇじぇじぇ』です。『あまちゃん』で主演の能年玲奈さんが使っていた方言です。
これから分かる通り、朝ドラの方言で流行語大賞になったのは『じぇじぇじぇ』ただ1つなのです。
何故これほど有名な朝ドラの言葉が流行語大賞にならないのか?
疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
知名度がもっとも高いと言われる朝ドラで流行った言葉が、どうしてトップ10にすら入らないのか?
それは、流行語大賞が『今年もっとも使われた言葉』というイメージが強いものを大賞として選ぶからです。
忘れてならないのは、流行語大賞は年末に決定されます。
つまり、上半期で流行っていた言葉は、下半期で流行った言葉に負けやすいという傾向があるのです。
更に、朝ドラで下半期に放送されるものは、翌年まで放送されるので、来年が人気のピークとなりがちなのです。
そうなると、結局、下半期で伸びてきたお笑い芸人さんの『ネタ』や政治関連に取られてしまうのです。
朝ドラで流行語大賞を取る場合、上半期で放送され、しかも大ヒットを記録しなければならないのです。
だからこそ、上半期から放送される『ひよっこ』の方言には注目が集まっており、有村架純さんが口にする「だっぺ」や「がんばっと」が取り上げられるのです。
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