連続テレビ小説『ひよっこ』は、1964年頃の昭和を舞台にしたドラマです。
一家一台に車という時代でもなく、ほとんどの方はバスや電車などの交通機関を利用していました。
地方にいけば、そんなものもほとんど通っておらず、自転車が主流でした。
自転車もない家は、徒歩で目的地を目指すことも珍しくありませんでした。
そんな中、小回りの利くオートバイ(バイク)が自動車よりも人気のある乗り物でした。
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峯田和伸と有村架純のシーン
『出典・きたかんナビ』
撮影がスタートし、茨城県で『ひよっこ』のロケが行われました。
画像のシーンは、ヒロイン谷田部みね子役の有村架純さんが、叔父である小祝宗男役の峯田和伸さんと道端で出会うシーンです。
そして、峯田和伸さんは昭和らしい型のオートバイに跨っています。
乗り慣れている雰囲気のある1枚ですが、それまでバイクの免許を持っていなかったそうです。
『ひよっこ』の撮影でバイクに跨ることを聞き、東京の府中にある運転免許試験場で免許をとりに行っていたようです。
峯田和伸さんはミュージシャンなので、車やバイクを乗り回すイメージが強いですが、どうやら東京で乗る機会が少ないのは、昭和も平成も変わらない事柄みたいです。
もしかすると、東京で峯田和伸さんのバイク姿を目撃することができるかもしれません。
有村架純が乗っている自転車
有村架純さんが演じる谷田部みね子は、高校生役です。
もちろん、乗り物は自転車となりますが、やはり平成の自転車と作りは異なります。
まず、荷物を乗せるカゴはありません。
そして、カゴが置かれるべき前輪の上部に、ライトがつけられています。
ライトは前輪の横についているのが普通ですが、それはカゴを取り付けるのが主流になったため、ライトの場所が移動したからなのです。
平成で当たり前のことは、昭和では新たな発明だったりするのです。
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まとめ
このように、ドラマは役を与えられたからといって、俳優さんは現場にいくだけで完結する仕事ではありません。
時には、免許を取得しにいかなければならないのです。
だからこそ、法だけの理由ではなく、しっかりと技術(演技力)を身につけることができるのでしょう。
有村架純さんも、ドラマの役作りのために乗り物の免許を取得する日が来るかもしませんね。
朝ドラ『ひよっこ』は、4月3日から放送スタートです。
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